講師としての7月

7月は教員採用1次試験の月でした。講師をやりながら試験を受けるというのは、気持ちの良いものではありません。

 

7月までの1か月間、7時ぐらいまで学校で仕事をし、家に帰ってから夕食を作り、試験勉強をします。けっこう大変でした。1日の中で気持ちが休まる暇がないのです。毎日の仕事によるストレス、今年こそは受かりたいという熱い思い、逆に受からなかったらという不安感、周りの先生方からの有難いような有難くないような期待からくる重圧、子供や保護者に対して、自分が正規の職員ではなく講師であることへの後ろめたさなどなど、込み入った気持ちが溶け合い、精神衛生上よろしくない日々が続きました。

 

採用試験の頃は、自分が講師であり、周りは皆「教諭」であることを特に認識する時期です。「講師」と言えば聞こえはよいのでしょうが、実態は非正規雇用です。いくら頑張っても、年齢が上がっても給料には反映されません。

 

「普通」の先生方は表面上は講師も同僚として見てくださいますが、腹の底ではどうでしょうか。私は「(何かクラスでトラブルがあったとき)あの人は講師だから…。」あるいは「あの人は講師なのに結婚するんだ…。」などという言葉を正規の先生方から何度も聞いたことがあります。よくもまあ、講師の私に対して言うものだと感心しました。そのような経験から私は、講師は本当の同僚とは思われておらず、一線を引かれ、どちらかというと下に見られ、私自身もそう思われているのだなと感じています。

 

それはとても悲しいことで、残念なことではありますが、採用試験に受かる以外、私にどうこうできることはありません。