12月8日は真珠湾攻撃の日です。小学3年生には難しいと思いましたが、この日についての説明をしました。といっても、ごく簡単にです。朝の会の先生の話の時間を少しだけ使って話しました。小学3年生でも日本が戦争に負けたことは知っていました。
なぜかよくわかりませんが、8月15日に比べて、12月8日の扱いは非常に小さいと思います。しかしどちらかと言えば、日本人が覚えておくべきは12月8日のほうではないでしょうか。
私はこれまでに、戦争は悲惨であり、二度と繰り返してはならないということを山のように聞かされて育ちました。絶対的に正しい主張だと思います。でも、多くの人はそこで思考停止をしてしまっているのではないでしょうか。戦争の悲惨さを嘆くことよりも、いかにして戦争を回避するべきかを考えるべきです。
「人間の常識を超え学識を超えて起これり日本世界と戦ふ」南原繁