無駄に取り組む

ワークライフバランスという言葉があります。あまり詳しくは知りませんので、つっこみはしないで頂きたいのですが、言葉から考えるに、仕事とプライベートのバランスが大切ということでしょうか。仕事とプライベートの割合で言えば、今の私は仕事9に対し、プライベート1です。

 

同年代の先生方を見ると、この割合は様々です。6時前には退勤する先生がいらっしゃいますが、この方に尋ねれば仕事5:プライベート5と答えるかもしれません。今の若い人はプライベートを重視する人が多いように思います。私のタイプは珍しいのでしょうか。気になるところです。

 

私は今、「無駄なことをたくさんすること」を大切にして仕事をしています。この信条は新卒3~5年間は持ち続けるつもりです。

 

例えば自作のテストを作ること。小学校の場合、テストは業者が作成したものを使います。自作する必要はありません。時間の無駄とおっしゃる方もいるでしょう。でも自作することで見えてくるものがあります。この問題を作ったら、子供たちは解けるかな?あの子は苦戦しそうだなと、子供のことに思いをはせるようになります。

 

あるいは朝のグラウンド整備。私は毎朝、グラウンドにコーンを立てたり、ラインを引いたりしています。私の仕事として、年度当初与えられたわけではありません。そもそも講師なので校務分掌は与えられません。それでも取り組み続けた結果、ライン引きがうまくなったり、体育器具庫の中の様子に詳しくなったり、ラインパウダーの注文の仕方を知ったりできました。

 

一見、無駄に思える行為にも、得るものはあるし、得たものから見える世界があると思います。新たな視点を獲得できたとき、私は嬉しさを覚えます。

 

仕事を素早く終え、どんどん帰宅することは無論、良いことです。ですが、効率性を考え、定時退勤を目指すのは、私にはまだ早いと思います。