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東京研修12.20

果たして、朝起きることができるか。それが一番の気がかりでしたが、何とか起床できました。新幹線に飛び乗り東京へ。

 

場所は某大学附属小学校。

 

国語の研修会でした。

授業は2年生の『スーホの白い馬』。

 

懐かしいですね。私も2年生のとき、読みました。教科書に出てくる物語文の中では、かなり好きな話です。

 

さすがに大学附属の小学校だけあり、指導案は実によく練られています(なんという上から目線・・・すみません)。また、それまでの単元全体の流れを細やかに書いてあり、まことに親切でした。

 

本時の授業は「とのさま」の気持ちと人物像を読み取っていくというもの。本教材はスーホと白い馬がメインであるのに、対人物のとのさまに焦点を当てたところが挑戦だなと思いました。

 

実際に、その後の協議会でも話題に上がりました。私としては、2年生の発達段階を考えてみれば、やはり厳しいと思いました。それでももし、とのさまについて考えさせたいのであれば、気持ちと人物像を並行して追いかけるのではなく、「とのさまってどんな人かな?」と、人物像にスポットライトを当てて読んでいったほうが良かったのではないかと考えました。

 

ただ、それでも、オープンエンドな授業で、「どの答えも素敵ですね」というお決まりの結論に達しそうです。私としては、叙述を基に想像して読むとしても、答えを明確にして、間違いを正す国語の授業をしたいのです。難しいことですが。

 

ちなみに、プログラムの最後の講演では、国語の物語文ではもっと多様な意見を出させるべきと言う主張がなされていました。これは、私の上記の主張とは少し相容れないところがあり、考え込んでしまいました。

 

それと、私は「初発の感想」を書かせることが好きではありません。が、本研究会のみなさんは、ほとんどが初発の感想を書かせて、それを基に授業を組み立てていらっしゃいました。やはり初発の感想を切り捨てるには、自分はまだまだ若すぎるのかもしれないと思いました。自分に見えていない世界があることを心に留めながら、明日からも実践を積み重ねていきたいものです。

 

なお、本日参加した小学校はすでに冬休みに入っていました。その中で、我々のために授業を公開してくださり、ありがとうございました。個性の強そうな、でも素敵な先生のもと、一生懸命に学習していた2年生の子供たちにも感謝です。