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クラスの終わり、危機感を抱く

卒業式が終わりました。私は5年生担任。6年生を送る会に始まり、卒業式の準備までせわしない3学期を過ごしました。その中で、子供たちはよくがんばりました。毎日、送る会の練習で休み時間はつぶれましたし、卒業式のための会場準備に汗を流しました。にもかかわらず、不満ひとつ漏らさずにがんばった子供たちには惜しみない拍手を送りたいと思います。

 

クラスも解散しました。

 

修了式のあとのこと。クラスの子供たちに最後の学級通信を読み聞かせ終わると、何人かが泣いていました。別れが悲しいというのは、それだけクラスや担任の私が好きだった表れであることを考えると、悪いことではないように思いました。しかし、同時に「危険だな。」とも感じました。

 

正直に言って、私は子供から好かれたい気持ちは大してありません。まあ、嫌われるよりはましかな、程度です。子供に好かれたいから教師をやっているわけではないので。それよりも、目の前の子供たちが、次の学年、これからの人生を楽しく、幸せに送っていってほしいと願っています。そう考えたときに、やはり別れにふさわしいのは涙ではなく、笑顔でしょう。なぜなら、前のクラス、前の担任のことなど考えている子供は過去に縛られて生きているだけに過ぎないからです。大切なのは、今、この瞬間です。新しいクラスになったときに、前のクラスや担任のことなど気にも留めず、元気に学校に行く子供に育てたいとさえ思います。

 

出会いも、別れも、子供にふさわしいのは涙ではなく、笑顔です。