小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

クラスに1人だけ

本校の教職員数は、およそ30名。

 

子供たちの教室と同じくらいの人数です。

 

私は30名の中で、どれだけ「仲の良い」「気の置けない」人がいるのか。

 

1人だけでした。

 

前の学校には40人ほどの教職員がいましたが、私にとって、とても相性の良い人は3人だけでした。

 

これは、どの人も大同小異ではないでしょうか。

 

30人の集団で、自分と気が合う人、一緒にいたいなと思える人は、せいぜい2~3人ということです。

 

大人だけでなく、子供も同じだと思います。

 

ややもすれば、教師は子供たちに「みんなと仲良くしなさい。」と言います。しかし、本当の意味での仲良しは、クラスに1人いるかどうかレベルです。あとのほとんどの人は、「嫌いではないけれど、好きでもない。食べ物で言ったら、きのことか、レタスとか、そんな感じ」の人となります。

 

それでいいのです。

 

教師は友達の少ない子供に、友達作りをさせようとしますが、小さな親切、大きなお世話です。大人だってそうなんですから。