討論の授業

「討論の授業は高段の芸」とは向山洋一氏の言葉です。

 

これまで、私は指名なし発表にも、討論の授業にもさして興味を持っていませんでした。一方で、挙手指名型の従来の授業方式に、大きな疑問を抱いていました。挙手指名型の授業の問題点はお客さんが出てしまうこと。言い換えれば、全員が発言をする機会を得られにくいということが最大の疑問点でした。

 

内言の外言化、つまり思ったことや考えたことを書いたり読んだり話したりして外に表現することを増やす授業は、子供達の学力を間違いなく高めると思います。今年の私の授業のテーマは「全員参加」。指名なし討論は全員参加を促すのではないか。そう考えて本年度の途中より始めました。

 

ちなみに、現在、小学5年生の担任をしています。6月上旬に地区の授業公開があり、そこでは従来型の授業を行いました。指名なし~のシステムを始めたのはそれ以降です。

 

初挑戦は家庭科の調理実習後でした。感想を言う時間を設けました。そこで初めて指名なし発表というものを行ってみました。今から考えると、よちよち歩きの赤ちゃんのような進み方でした。

 

それから3か月ほど。指名なし発表はかなりスムーズに行うことができるようになりました。声を出す指導、指名なし音読などの練習にも取り組んできましたし、討論の趣意説明も行いました。

 

しかし、指名なし討論は、指名なし発表の100倍くらい難しいと思います。討論はまだまだまだまだです。山のふもとで頂きすら見えていない状況です。さて、ではどんなところに今、私がつまずいているのか。それは次回、書きます。