授業公開の難しさ

「私は授業が好きだ。授業で勝負ができる教師になりたい。」

 

それが今の私の思いです。

 

授業力向上のための最も具体的かつ効果的な方法は、力のある人に授業を見て頂くことだと思います。

 

私は今、週に1回、授業を見て頂いています。御覧になるのは学年主任の先生のときもあれば、管理職の方々のときもあります。他学年の先生のときもあります。

 

これが相当難しいのです。

 

週に1回、授業を公開すること自体は簡単です。問題の1つは見て頂く人がいないということです。それぞれの先生方がそれぞれにお忙しいのです。

 

今年度の管理職の先生方は出張でいらっしゃらない日が非常に多いですし、他の先生方も空きコマなんてほとんどないのです。その中でピンポイントで「私の授業を見て頂けませんか?」とお願いするのはとても心苦しい。

 

さらに、このような「やってもやらなくてもいい活動」をするためには、普段の自分の分掌業務をきちんとしておく必要があります。そうしないと、「なぜやるべきことをやらずして、別のことばかりしているのだ!」ということになりかねません。

 

向山洋一氏が仰る黒帯六条件の1つである公開授業100回。これは授業を公開することだけではなく、その過程にある様々な障壁を乗り越える必要がある点もまた、高き峰のゆえんなのでしょう。