小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

大変な1年生担任記③

タイトルに「大変な」を入れました。

実際、大変です。

 

それでも心は不思議と病みません。

 

なぜなら「どこか冷めている自分」がいるからです。ときどきクラスが大変で休職される方がいらっしゃいますが、優しくて真面目な方が多いように思います。私はどちらかというと「冷酷」なタイプです。

 

いくら大変な子を受け持とうが、究極を考えると次の3つを思い出します。

 

1 どれだけ大変な子がいてクラスが荒れようと、給料は下がらない。

2 どれだけ大変な子がいてクラスが荒れようと、首にはならない。

3 どれだけ大変な子がいてクラスが荒れようと、命は取られない。

 

逆に「給料上げろよ!」と思っているぐらいです笑

 

もっともっと突き詰めれば「自分の子供ではない」となります。が、大変な子も、将来その地域に住む可能性は十分に考えられるので、非行に走らないようにしないとなとは思います。公教育とは未来の治安を守る役割があると考えているからです。

 

優しくて真面目な先生ほど

「もっと自分がしっかりとしなくては」

と思いがちですが、そんなこと考える必要はないと思うんですよね。

 

「問題を起こしたらそのクラスの担任のせい」みたいな考え方が蔓延っているから、クラス担任を敬遠する人が増えてしまい、教員のなり手も減ると思います。クラス担任を、しかも大変なクラスの担任をしているただそれだけで、その先生は十分職責を果たしていると考えます。

 

大変なクラスを受け持ったら、「子供を成長させなければ!」などという高尚な考えは置いておきましょう。「子供を成長させたいのなら、人と金を持ってこい!」と管理職に言うくらいでちょうどいいのです。