小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

便利な世の中だけれど

子供が生まれて思うこと。 今は本当に便利だけれど、それでいいのかな?ということです。 例えば「石鹸」です。 最近は固形石鹼が減り、手をかざすと泡石鹸が自動で出てくる機械が増えました。便利ですよね。ですが固形石鹸を使う子供は、固形石鹸特有の、ぬ…

教員目線で考える・我が子が特別支援学級に入ることになったら

私は、もしも自分の子供が特別支援学級に入ることになったらどうするか?とときどき考えます。 まず前提として、我が子が障害をもっていたり、周囲とうまくやっていけそうになかったりする場合は、私は迷いなく特別支援学級に入れます。通常学級に入れてもメ…

特別支援学級の人事は闇

今年度も終わりに近づき、来年度の校内人事について検討が重ねられている頃だと思います。本校では、昨日、管理職が校内人事を決める会議をしていました。(校内人事の発表は4月1日。もっと早く教えてほしい。) 今日は特別支援学級の人事について書きます…

充実感がなくなった

私の市では、どの学校も昨日が修了式、今日が卒業式でした。 学年主任が同じ学年の若い先生に言いました。 「毎年、大変なこともあるけれど、最後の日の充実感や達成感が好きでこの仕事を続けてきているんだよね。」 若い先生も 「そうなんですね。でも僕も…

伝家の宝刀 出席停止

学校の権威も権力も今は何もありません。 体罰はもちろんのこと、強く叱ることも当然、不可能です。子供は、何か困ったら学校を休むか、親に話して親が管理職や教育委員会に言えば、学校の教員はすぐに頭を下げる。そんな時代です。 そんな教師不遇時代にお…

諦めきれない保護者たち

「諦めるという言葉の語源は、“明らかにする”だそうです。」 「夢なし先生の進路指導」(ビックコミックス)というマンガで主人公がそう言いました。 つまり、一見ネガティブな印象を持ちがちな「諦める」という行為は、本来はポジティブな意味だったという…