小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いじめの傍観者を生まないためには

実は夏休み前に、本校で結構ひどい、いじめが発生しました。 6年生の男子に対して、複数人がキモイだの、死ねだの、○○菌だの、人格を否定する言葉を投げつけていたそうです。 事件発覚後、すぐに校内いじめ対策委員会を実施し、指導の手順を確認しました。 …

心の教育 行動の教育

「悪口を言ってしまった子供が心を入れ替えてくれるといいね。人を思いやる、優しい心をもってほしい。」 あるトラブルの後、校長先生が言いました。 私はそれを聞いて、違和感を覚え、少し考えた後、気づきました。 「ああ、なるほど。自分は『心の教育』で…

吹奏楽はオワコンか

中学、高校、大学まで約10年間、吹奏楽部に入っていました。 吹奏楽曲は今でも聞きますし、しばしば地元の学校の演奏会も聴きに行きます。 しかし、もう吹奏楽に未来はないのではないかなーと思います。 正確に言うと「明るい未来が見えにくい」ですね。教育…

2学期は横糸重視

学級経営に織物モデルというものがあります。横藤先生が提唱されている学級経営論ですが、マーケティングの世界でも使われているようです。 織物は縦糸と横糸から成ります。学級経営で言えば、縦糸とは教師と子供との関係です。それも馴れ合いの関係ではなく…

厳しいことを言ってくれる先生は貴重

保護者にとっての話。 子供に対してではなく、保護者に直接。 どういうことか。 例えば 「○○さんは授業中に手いたずらが多いですね。」 「友達とのトラブルが1日数回あります。」 「全体の指示に従うことができないことが多いです。」 「授業中、ほとんど何…

教師は何のプロ?

最近、よく考えることの1つです。 教師は何のプロなのでしょうか? 「そりゃあ、教育でしょう」とおっしゃる方が多いでしょう。では、その教育とは? 授業の内容をきちんと理解させること? 挨拶や返事をできる人間に育てること? 優しい人にすること? 健…

不登校でも大丈夫!とは言えないよね

最近、「不登校でも大丈夫」「逃げることも必要」「休むのも大事」といった「優しい」言葉をよく見かけます。 確かにこれだけ不登校が増えている現在、不登校になることはもはや「普通」のことで、学校側に問題があるのだー!とする言い分には、まあ理解でき…