小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

教師のキャリア形成

年齢を重ねるにつれて、子供との距離が広がっていきます。話す内容も、話し方も、価値観も、つまり考え方そのものの差は広がる一方です。 生徒指導主任をしていて、若手よりもベテランの先生の方が学級経営で苦労をしている姿をよく見ます。若い人がうまくい…

インクルーシブ教育の条件は「他人に危害を加えないこと」

日本の現在の通常学級に限って言うならば、という話。 インクルーシブ教育がさかんに言われています。障害をもった子、国籍や宗教が多くの子とが違う子なども、同じ学習空間で学ぶ教育を指します。 たしかにインクルーシブ教育の理念は素晴らしいと思います…

大変な1年生担任記⑩

大変な低学年あるある。 「雨の日は荒れる」 太陽は偉大だと感じます。 今の子供は朝、雨が降っていると、学校や近くのスーパー(24時間営業で駐車場がある)まで親に車で送ってもらう子が多くいます。危険を考えてのことでしょう。それ自体は賛成も反対もあ…

やわらかい先生が人気

前回に引き続き、今回も生徒指導主任としていろいろな学級・先生を見て気付いたことを書きます。 それは「やわらかい先生が人気」ということ。 やわらかい先生というのは、例えば次のような先生です。 ・対応が優しい ・大きな声で叱ることがない ・子供が困…

炎上させる先生・ボヤでおさめる先生・何も起こさない先生

生徒指導主任をしていると、各先生方のカラーが見えます。 保護者対応で言えば、毎年のように炎上をする先生と、わりとボヤ騒ぎを起こす先生と、何も起こさない先生がいます。 この違いは何でしょうか? 簡単に言えば、「子供・保護者と教師の心の距離が離れ…

学力の定着に大事なことは「確認の徹底」

私のいる市は、毎年2月に、市内一斉学力テストをします。小学校は国語、算数です。(高学年は理科と社会もする) 各学級の平均点を見ると、「○○先生が受け持つ学級は毎年(平均点が)高いよね」ということがよくあります。逆もしかりで、○○先生の学級は毎年…

素直な子が一番伸びる

十年近く小学生を教えていて思うのは、「結局、素直な子が一番伸びる」ということ。 ここで言う素直さとは、大人に言われたことをその通りにすることです。 例えば漢字の学習。 書き順があります。「『1,2,3,4』と唱えながら書くんだよ。」「貫く縦の…

いい学年主任の条件

私は学年主任ではありません。生徒指導主任です。学年主任をしたこともありません。 これまで何人かの学年主任に仕えてきて、いい主任だなーと思ったタイプと、困るなーと思ったタイプがいます。 ここでは、いい主任の条件(?)を挙げてみます。困った主任…