うちのクラスにはカウントダウンカレンダーがあります。修了式まであと何日という、おきまりのやつです。一人ひとりに作らせました。余白にはクラスの思い出も書かせました。
2月2日の時点で、今のクラスでいられるのもあと33日となります。1年目の荒れたクラスに比べれば、ずいぶんと落ち着いていたクラスです。トラブルはそう多くなく、若手がもっても大丈夫なクラスと言われた通りのクラスでした。とはいえ反省点は数知れず。まあ、それは追々。
私はとりたてて熱血漢タイプではないのですが、クラスの解散はやはり寂しいものがあります。
子供らはそこまで寂しさもせつなさも感じていないでしょう。それはいささか悲しいことですが、仕方がありません。
逆に、クラス最後の日に、担任も子供も号泣というようなクラスのほうがよっぽど怖いと思います。何かの宗教ですか?って感じです。私が目指すのは、子供の記憶に残る教師ではなく、子供が次の学年に上がって泣きを見ることがないようにする教師です。まあ、えらそうなことはともかく。話がそれました。
繰り返しますが、あと33日なんですね。
私のところによく近づいてきた子もいれば、話しかけても反応に乏しい子もいました。手のかかる子もいれば、6年生かい?というような子もいました。発達障害の子も虐待を受けている子もいました。
たった1年の付き合いだったけれども、どうか、どの子も素敵な人生を送ってほしい。そんなことを思う夜です。