小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

ここからが本番

来週から、いよいよ学校が再開されます。いわゆるシルバーの3日間を経て、2学期が始まるわけです。

 

過去3年間を振り返ったとき、この2学期の過ごし方を毎年失敗してきました。

 

1学期でクラスに規律が浸透し、落ち着いた状態になり、あぐらをかいていたのです。結果、11月ぐらいに少しクラスが乱れたり、思ったよりも子供が育っていない姿が3学期に見られたりしました。どちらも、2学期に手を抜いていたことが原因です。

 

そこから分かったこと。2学期は肩の力を抜いて良い時期ではないということです。むしろ正反対。1学期で得た力を基に、飛翔をするための時期です。ステージを一段、上げる時期だと思います。気合を入れて、子供を鍛えるための黄金の時間です。

 

1学期までは規律を整えることを意識してきましたが、2学期は例えば、子供同士のつながりや、そこから生じる自尊感情を大事にする。あるいは、指示と確認で子供を動かすのではなく、子供に任せる部分を作り、評価をしていく。3学期に目指す姿から逆算したとき、この2学期は飛躍の時期であり、勝負の学期でもあります。

 

ちなみに、私が掲げる2学期のテーマは「協力」と「所属感」です。1学期に築いた規律のレベルを上げつつ、子供達同士の糸を紡いでいきたいと思います。