読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

学級は目標で決まる

今年度は「落ち着いた学級」を作るための1年でした。4月当初、落ち着いた学級づくり最大の目標に据え、取り組んできました。

 

しかし、その目標は間違いだったと思っています。

 

私のクラスは、表面上は落ち着いて勉強をしているに見えますが、けっして学習意欲が高いわけではありません。落ち着いている、それだけなんです。

 

そのことに気付いたのは、秋の公開授業の失敗後でした。

 

賢明な方はもちろんお分かりかと思いますが、落ち着いた学級づくりは手段に過ぎないのです。最近、とみに聞かれる「温かな学級づくり」も同様です。

 

最も大切なのは落ち着いた学級づくりを通して、どんな子供を育てたいのか、です。子供たちの学力の向上、何より生きる力の育成こそが教師の使命でしょう。

 

立派な家を作ることは幸せな家庭の手段であり、本質は家の中でどんな生活をするかです。

 

途中、そのことに気付いて、軌道修正を図りました。その時の私は研修を意識していました。もっと活気のある授業にするべく、子供たちに発表を奨励したのはその最たる例でした。

 

でも、うまくはいきませんでした。発表への抵抗感をなくすのに10月は遅すぎました。

 

そもそも、なぜ子供たちが発表をする授業が良いのか。それを考えず、ただ研修の見栄えを意識した学級経営など実を結ぶはずがありません。

 

年度途中の思い付きによる戦術の変更など、年度当初に考えた戦略の前では無意味なのだと感じました。

 

ここから考えられる教訓は2つ。

 

・4月の学級経営の目標はとてつもなく大切。

・年度途中で学級経営を変更することは相当困難。当初の目標を最大限達成するために行動すべき。

 

4月の学級経営を考えるのは、3月の末からでは遅いような気がします。目の前の子供たちに集中しながらも、来年度を見据えた行動をそろそろ取り始めていかないといけないかもしれません。