「午前十時の映画祭」というイベントがある。
その名の通り、午前十時頃から始まる映画祭である。と言っても、ただの映画が放映されるわけではない。名作と言われる映画である。聞いたことがあるけれど、見たことはない…というような映画、例えば「2001年宇宙の旅」や「ティファニーで朝食を」、「スタンド・バイ・ミー」などである。
今年で11年目。
私はこれが大好きで、大学時代（まだ第１回だった）、毎週近くにある東宝シネマズに通って見ていた。学生はなんと500円で見られる。素晴らしい体験だった。
昨年で最後と言われていたが、多くの要望があり、続くことになったそう。すてきなことである。
今回の「第11回」は、とりたてて映画ファンでもない私にとって、馴染みのない作品が多いが、その分蓋を開けたときの嬉しさは格別だろう。
相変わらず新型コロナウイルスが猛威を振るっている昨今ではあるが、可能であれば映画館に足を運んで見てみてほしい。
第２回だったか、この「午前十時の映画祭」のキャッチコピーが忘れられない。
「時代を変えた映画は、今のあなたもきっと変える」
