4月が終了。ここまで学級の状態はまあまあ。黄金の3日間は無論大事だが、最近はそこまで躍起になっていない。年間を通じて子供を、学級を育てていこうという気持ち。
— クラメロン (@mohru1201) 2021年4月30日
というツイートをした。詳しく述べる。
教師になって最初の数年間は、とにかく黄金の3日間や最初の1ヵ月に心血を注いできた。春休みが勝負!と言わんばかりに、黄金の3日間用のノートを作ったり、分刻みで授業の内容を考えたりした。3日間でする自分の語りは何度も声に出して練習もした。
だが、ここ2年間ほどは違う。
黄金の3日間の大事さはもちろんよく分かるし、黄金の3日間をいかに過ごすか?というテーマ(TOSSに多い)のセミナーに今も参加する。
しかし「黄金の3日間が全てではないよね」という、まあ当たり前の事実に今更気づき、最近はむしろ「1年12か月間あるので、途中でガス欠しないように…」という思いが強くなっている。
なぜか。
それは「黄金の3日間・最初の1ヵ月はうまくいっていたが、途中で崩れていったケース」を何度も見てきたからだと思う。逆に、最初はいまいちだなと思っていたクラスが、3月に素晴らしい変貌を遂げていたケースもあった。
4月は過ぎた。5月である。いくつかの種まきをし、そこそこのスタートを切れたと感じる1ヵ月。子供の特性を見ながら、どの種を伸ばしていこうか考える季節である。年間の学級経営案も作る。
つまり、年を取ったということだろう。