小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

ほどほどの黄金の3日間

 

というツイートをした。詳しく述べる。

 

教師になって最初の数年間は、とにかく黄金の3日間や最初の1ヵ月に心血を注いできた。春休みが勝負!と言わんばかりに、黄金の3日間用のノートを作ったり、分刻みで授業の内容を考えたりした。3日間でする自分の語りは何度も声に出して練習もした。

 

だが、ここ2年間ほどは違う。

 

黄金の3日間の大事さはもちろんよく分かるし、黄金の3日間をいかに過ごすか?というテーマ(TOSSに多い)のセミナーに今も参加する。

 

しかし「黄金の3日間が全てではないよね」という、まあ当たり前の事実に今更気づき、最近はむしろ「1年12か月間あるので、途中でガス欠しないように…」という思いが強くなっている。

 

なぜか。

 

それは「黄金の3日間・最初の1ヵ月はうまくいっていたが、途中で崩れていったケース」を何度も見てきたからだと思う。逆に、最初はいまいちだなと思っていたクラスが、3月に素晴らしい変貌を遂げていたケースもあった。

 

4月は過ぎた。5月である。いくつかの種まきをし、そこそこのスタートを切れたと感じる1ヵ月。子供の特性を見ながら、どの種を伸ばしていこうか考える季節である。年間の学級経営案も作る。

 

つまり、年を取ったということだろう。