「感謝の気持ちを持とう」
「目上の人は尊敬しよう」
「親には、ありがとうと言おう」
どれも今年度、幾度となく子供たちに語ってきたことです。
しかしあるとき、気づきました。
これらを、どれだけ自分はできているのだろうか?
・感謝の気持ちを持てと子供に言うけれど、自分は周りの先生たちに感謝の気持ちを持って接しているだろうか?
・目上の人への尊敬。では、自分は管理職の先生方にどんな言葉遣いをしているのだろうか?
・親への感謝など、何回口に出しただろうか。
「子供は親が望むようには育たない。親のように育つ。」
そんな言葉がありますが、「親」を「教師」に言い換えてもいいかもしれません。
今年度もいよいよ終わります。
今年の学級の反省は「尊敬」と「感謝」の気持ちを育てられなかったこと。ですが、それは自分自身をも射貫く言葉です。
教師修業は人間修業。果てしがないのだと改めて思います。