教師のチカラという雑誌があります。私が愛読している教育雑誌の1つです。骨太の実践が数多く載っていて、毎回とても勉強になります。
それを執筆をされている先生方のセミナーに行ってきました。
特に心に残った、勉強になったことを3つだけ記します。細かい学びは別の機会に。
➀ここから子供達の成長が加速する学級とそうでない学級の違いは、ささやかな場面に現れる。
この言葉が最も本セミナーの核心を突いていると思います。
どの先生方も突飛なことをおっしゃってはいませんでした。発言の数をやたらに競うのではありません。挙手の仕方はどうか、音読の仕方はどうか、感謝の姿はあるのか、指示の中身はどうか。どれも、本当に細かいことです。まさに神は細部に宿る。これら日常の一場面、一場面を限りなく大事にしていく、その積み重ねが加速につながるのだと思いました。
私の学級は下の下です。(子供達よ、ごめんなさい。)
②傍観者を作らない。
なぜ発言をしないのか。なぜ手を挙げないのか。簡単な誰でも答えられる発問への挙手率を100%にすること。子供は手抜きの天才。ちょっとの手抜きを許さないこと。
これができないのです! まあ、このくらいはいいか。怒りすぎてもいけないし。あんまりぎゅーぎゅーやってもな…。そんな気持ちになるのです、が!それではいけない。絶対にいけないのだという理由が分かったのが勉強でした。つまり、ちょっとの手抜きは傍観者を生むのです。傍観者が現れる学級では、いじめも発生するかもしれません。授業のほんの何気ない瞬間に、傍観者が現れるのだということが衝撃的でした。
③授業分析を3年間続ける。
学級通信で行うというものでした。3年間。これはやってみます。ブログでも紹介するかもしれません。
差し当たり、以上で。