小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5という流れ。生徒指導主任。

教師の仕事は授業ではなくトラブルを解決すること

今日は大失敗をしました。

 

子供を強烈に叱ってしまいました。感情的に叱ったので、怒ったと言った方が良いかもしれません。

 

2年生の男子2名がトイレの水道のところで追いかけっこをしていました。逃げていた男子が、ちょうどそこへ来た別の男子に衝突。互いに頭をぶつけるという事件です。

 

まあ、小学校ならば「あるある」です。

 

それを聞いた私は激昂。大の男がそれはまあ、叱り飛ばしました。トイレは遊び場ではないこと、その結果、人をケガさせたこと、首より上のケガは病院送りだということ、仕事中の親も呼び出すため親への迷惑がかかることなどを、まくしたてたわけです笑

 

2年生の男の子ですから、今となっては「あるある」なのですが、今年一番かな?というぐらい叱りました。

 

で、思ったんですね。

 

これはいつか体罰しそうだな、と。

 

アンガーマネジメントの本は数冊読んできて、そのいくつかは実行に移しています。しかしいざとなると効果はないんですね。本当、知識と技術の差は大きい。

 

叱った原因を考えれば、男子2名が叱られるのは当然です。ですが、自分がなぜ叱ったのかときちんと考えてみると、被害者の子を守るためや、加害者に更生してもらいたいという理由以上に、「自分の仕事が一気に増えたこと」への怒りなわけです。もう、本当、申し訳ないんですが。

 

ケガが起こると、次のような対応が必須です。

・ケガの発生時刻や場所、原因などの聞き取り

・加害側(がいたら)指導

・保健室へ連れていく

・その間の教室への指示

・学年主任、管理職への報告

・加害側、被害側の親への連絡

・場合によっては病院への搬送

・事故報告書の作成

・加害側保護者が被害側に謝罪をしたいと言ったときの被害側保護者への確認の電話

・その他への子供の指導

 

これらが一瞬のうちに頭をよぎるのですよ。もう、怒ります。

 

帰りの車中、反省をするわけです。これは、いつか大変なことをしでかす恐れがあると。アンガーマネジメントもあまり役立たない。6秒数えても意味はないのでした。さて、どうしてものか。

 

そんなことを考えながら出した結論が題名の言葉。

 

「教師の仕事は授業ではなくトラブル解決」

 

教師の仕事は授業だ!と仰る方はたくさんいます。しかし、昨今の学校現場は授業以外の比重が極めて大きいと思います。不登校、いじめ、対生徒間暴力、虐待、ヤングケアラ―調査、特別な支援を要する子供への対応、外国籍児童の増加などなど。

 

学校の教師がするべき仕事の本丸は、もはやそういった数々の問題を適切にさばくことではないかと思います。

 

そうすれば、今日起こった「トイレ追いかけっこ事件」も、事件が起こってからが教師の仕事と言えます。

 

もちろん、事前に指導はします。未然防止というやつですね。廊下は走らない、人の物は勝手に触らない、余計なものは学校に持ってこないといった学校のルール的なものから、SNSの怖さを語ったり、下校の仕方を伝えたりもします。しかし子供は問題を起こすものなのです。

 

教師の仕事は授業ではなくトラブルを解決することだと考えれば、何か起こったときにも少し心の余裕が生まれます。「ああ、今日の自分の給料はこのトラブルのおかげで手に入れられたのだな」と。

 

それにしても、まあ、疲れました。本当に。