②特殊音節
「しゃしゅしょ」や、のばす音(おとうさん等)、小さい「っ」などですね。
難しい言葉でそれぞれ拗音、長音、促音と言います。拗長音(シャーベットなど)もあります。
これらを指導するために、最も良い方法はMIM(多層指導モデル)でしょう。MIMとは多層指導モデルという名前の通り、まず全体に指導、それでも理解が難しい少数の子に指導、最後は個別…という指導モデルを指します。段階を踏まえて指導をしましょうよということです。もっと細かくお知りになりたい方は次のブログか、書籍を購入されることをおすすめします。
あるいはこちらのブログが詳しいです。
教材紹介【国語】『多層指導モデルMIM 読みのアセスメント・指導パッケージ』|メガネくん@盲学校/特別支援学校からの発信
MIMが提唱している特殊音節の指導が素晴らしいのです。(というより、MIM≒特殊音節指導の気もする。違ったら教えてください。)
MIMと言えば、動作化と視覚化です。この2つを組み合わせているから、文字が苦手な子供にも入るのです。
例えば、「みかん」の指導を考えてみましょう。普通、「みかん」ならば、手を3回たたく指導をします。「きって」はどうでしょう。3回手をたたきますか。MIMは違います。小さな「っ」は手をぐーにするのです。
また、「みかん」の場合、多くの先生方は〇を3つそれぞれの文字の横に書きます。では「きって」は? 小さい「っ」のところだけ、小さな〇にするのです。
このように、誰でもわかるようにして特殊音節のハードルを越えさせようとするのがMIMの指導法です。
非常に分かりやすいので、おすすめです。
上記の説明でもよくわからなければ、東京書籍のHPに海津先生の動画が載っているので、ご覧ください。