小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

1年生の文字指導②

②特殊音節

 

「しゃしゅしょ」や、のばす音(おとうさん等)、小さい「っ」などですね。

 

難しい言葉でそれぞれ拗音、長音、促音と言います。拗長音(シャーベットなど)もあります。

 

これらを指導するために、最も良い方法はMIM(多層指導モデル)でしょう。MIMとは多層指導モデルという名前の通り、まず全体に指導、それでも理解が難しい少数の子に指導、最後は個別…という指導モデルを指します。段階を踏まえて指導をしましょうよということです。もっと細かくお知りになりたい方は次のブログか、書籍を購入されることをおすすめします。

 

 

あるいはこちらのブログが詳しいです。

教材紹介【国語】『多層指導モデルMIM 読みのアセスメント・指導パッケージ』|メガネくん@盲学校/特別支援学校からの発信

 

MIMが提唱している特殊音節の指導が素晴らしいのです。(というより、MIM≒特殊音節指導の気もする。違ったら教えてください。)

 

MIMと言えば、動作化と視覚化です。この2つを組み合わせているから、文字が苦手な子供にも入るのです。

 

例えば、「みかん」の指導を考えてみましょう。普通、「みかん」ならば、手を3回たたく指導をします。「きって」はどうでしょう。3回手をたたきますか。MIMは違います。小さな「っ」は手をぐーにするのです。

 

また、「みかん」の場合、多くの先生方は〇を3つそれぞれの文字の横に書きます。では「きって」は? 小さい「っ」のところだけ、小さな〇にするのです。

 

このように、誰でもわかるようにして特殊音節のハードルを越えさせようとするのがMIMの指導法です。

 

非常に分かりやすいので、おすすめです。

 

上記の説明でもよくわからなければ、東京書籍のHPに海津先生の動画が載っているので、ご覧ください。

ten.tokyo-shoseki.co.jp