大変な1年生だと思ってきましたが、最近ようやくクラスが落ち着いてきました。
そう感じたのはなぜか。
まず国語の授業で視写をしていたときのこと。誰もおしゃべりをせず、黙々と数分間視写をすることができました。
また、自習の時間、こちらも自分たちで取り組めていたようです。
ようやくです。やれやれ。
ただ、決して「静か=良い」わけではないと思います。大事なことは、メリハリです。「わいわい・がやがや」なときがあってもいいでしょうし、むしろ小学校の良さは「賑やかさ」だと思います。
なぜメリハリがついてきたのか。自己分析すると以下の2点にまとめられるように思います。
①静かな時間を1日の中で何度も設ける
・朝の会の黙想タイム(目をつぶって30秒音を立てない)
・視写
・聴写
・読み聞かせ
・もぐもぐタイム(給食の最後5分間は黙って食べる)
・教師の話の最中に質問をさせない。
②話は目を見て聞かせる
・ずいぶんと落ち着いた学級経営をされている方がいらっしゃいます。その先生はまだ20代と若く、どちらかというと静か系の女性の先生です。怒鳴っている姿など見たことがありません。なぜかなあ?と思い、ときどき観察していました。分かったことは、とにかく「全員が話し手の方を見てから話し始めること」を徹底されていらっしゃいました。
私も含め、声が出る教師ほど、子供が少しぐらい話していも、教師の話を始めてしまいがちです。これはまずいのです。子供たちに「自分たちが話していても、先生は話してくれるんだ。」と誤学習させてしまいますからね。
ポイントは「話は目で聞く」です。手いたずら、よそ見は厳禁です。ここを徹底できるかどうかは教師の忍耐にかかっています。
他にもあったら追記します。