小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

休校期間中の私の教師修業

私の市では臨時休業(休校)が5月末まで延長されました。

 

3月から3ヵ月間。長いですね。これほどまでに長い「お休み」は二度とないのではないでしょうか。

 

さて、この間に教師として何をするか。

 

教師は「研究と修養」が求められます。

教育基本法第9条第1項

法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。)

 

崇高な使命ですか…。

 

さて、私は次のようなことをしています。

 

・読書

・読んだ本の内容をWordに打ち込む

文科省HPに載っている会議資料や各県の教育センターの研修員のレポートを読む

・過去に読んだ本を再読→いい実践をコピー

特別支援教育のレポート作成(サークルで発表用)

・日記

・体育の指導要領解説をマインドマップにまとめる

・指導要領の総則を読む

・参加したセミナー・読んだ本の記録をもとに問題作り

・その問題を解く

・学級経営案作成

・国語の教材文打ち込み

独立行政法人教職員支援機構の動画を見る

・向山型算数教え方教室の巻末問題を解く

・教具作り

など

 

実は、教材研究はほとんどしていません。

 

というのも、いくら教材研究をしても、使える時間が分からないからです。例えばいくら『ごんぎつね』の教材研究をしても、そもそも国語の時数がどれだけになるか分かりません。ひょっとすると3時間程度で終えなければいけないかもしれません。だとすれば、ほとんど音読で終了です。だから、今、教材研究をするのはコストパフォーマンスが低いなと思い、もう少し差し迫った状態になったら、教材研究を行う予定です。(異論はあるでしょうが)

 

その代わりに、こういったまとまった時間があるときでないとできないことをしています。

 

例えば「過去に読んだ本を再読→いい実践をコピー」です。

 

私の場合、教育書を読んでも、「面白い実践だなー」「いつか追試したいなー」と思い、そのままになっていることが非常に多くありました。しかしそれではもったいなさすぎます。

 

だからこの期間を利用して、今までに読んだ本を読み直しています。良い実践をコピーし、ノートに学年別・教科別に貼ります。すると自分だけのオリジナル教材研究ノートの出来上がりです。

 

『ごんぎつね』で教えるときは、そのノートを見返すと先行実践がいくつも載っているので、とても使い勝手が良い…そんな未来を思い描いています。

 

みなさんは、どのようにこの期間を過ごされているのでしょうか。

 

良い教師修業の方法があったらぜひ教えてください。