小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

保護者が担任に求めること

教員採用試験の面接で聞かれました。

 

「保護者が担任の先生に求めることは何だと思いますか?」

 

どう答えたかは覚えていません。

いろいろな返答があるでしょう。

 

・しっかりと勉強を教えてほしい。

・子供とたくさん触れ合ってほしい。

・勉強だけでなく、社会性も育ててほしい。

・子供同士のトラブルが起こったら、ちゃんと解決してほしい。

・いじめが起こらない学級にしてほしい。

 

などなど。

 

今ならこう答えます。

 

保護者の願い。それは「自分の子供をしっかりと見てほしい」ということ。

 

保護者の方々も分かっているはずです。学級に30人も子供がいるのですから、自分の子供だけを見るわけにはいかないことを。

 

それでも本音は「自分の子供をもっともっと見てほしい」です。

 

だからこそ、自分の子供がないがしろにされていると感じたら、凄まじい剣幕で学校に怒鳴り込んでくるのです。本当に学校が子供をないがしろにしたかどうか、分からないときにさえ。

 

こまめに電話連絡をしたり、家庭訪問をしたりする教師のことを好む保護者は多いです。もちろん、程度の問題もあります。保護者によっては、鬱陶しいと思う方もいらっしゃいます。ただ、ここ数年間を見る限り、子供をより大事に思う保護者が増えてきた印象を受けます。

 

学校として、子供の話をよく聞くこと、保護者にはちょこちょこ連絡をすることが欠かせない時代です。