最近考えていることの1つに、今後の教師キャリアをどうするかという問題があります。
教員は40代になると、大きくざっくり分けて2つのキャリアがあります。
1つ目は一般の教員(ヒラ)で生きていく
2つ目は管理職(校長や教頭)になる
自分は「一般の教員」派です。なぜか。
最大の理由は「管理職になってもうま味が少なすぎる」からです。勤務時間後も地域の会合に出たり、休日にPTAの協議会に参加したりしなければいけません。大雨の日は5時くらいには出勤して対応を考えます。判断を常にせまられ、責任が伴います。それでいて、職員から尊敬されるわけでもありませんし(むしろ逆が多い)、給料もたいして増えません。退職金は増えますが、私が退職するときに定年は70歳かもしれません…。
メリットは、管理職という箔がつく点でしょうか。結構、教員は名声・プライドを大事にする人が多いので、私がいる地区では管理職登用試験は人気です。
あとは、60過ぎまで担任をする気力があるのか?という消極的理由もありそうです。
ただ、プレーヤー(一般の教員)として優秀でも、管理職として力量があるかはわかりません。プレーヤーとして求められる力と管理職に求められる力は違いますからね。ヒラの方が生き生きしていた…なんてケースもよく聞きます。
今後の生き方を考える年代になってきたわけです。