2年生の生活科の授業。校外探検に行きました。町のお店屋さんをめぐる授業でした。
初夏のよく晴れた日。2年生の子供たちは楽しそうに、少し遠足気分で出かけました。手にはワークシートと、それを留めるボード。もちろん帽子をかぶっての探検です。
みんなでぞろぞろ歩いていき、ある時点でトイレ休憩&水分補給タイムになりました。
「じゃあ、水分補給の時間だよー。」
そう言うと、ある子が私のところへやってきました。
「先生、水筒忘れました。」
ええー!!!
衝撃的でした。水分補給できないじゃないか…と。
まだ目的地に到着すらしていません。このまま飲まないわけにはいかないほどの気候でした。すると近くにいた子が
「僕のをあげるよ!」
ですが、水筒ですのでそのまま口をつけるわけにはいきません。さて、どうしたものか…そう思っていると、たまたまボランティアに来てくださっていた方が
「先生、すぐそこに公園があるから、そこに行って水を飲ませてきますよ!」
ああ、良かったと思いました。
校外引率のときは
「全員が確実に水筒を持っているか」「水筒の中身が入っているか」の確認が必須と学びました。
それだけでなく、この事件以降、校外引率に出かける際は、お茶が入った500mlペットボトルと紙コップ数個を持つようになりました。