小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

アウトプットは2種類

「インプットよりもアウトプットが大事」と唱える方がいます。コロンビア大学の研究で、インプットとアウトプットの比率は3:7が最も効率的だという結果が出たそうです。インプットは勉強した気になるだけと言えましょう。

 

しかし「アウトプット」と一言で述べても、その中身は大きく分けて2つあると私は思います。

 

1つ目は、要約型です。

 

その名のごとく、インプットしたことを要約(まとめる)することです。

 

本を読んだ後、粗筋をまとめるタイプですね。会議の内容を簡単にまとめて報告することも、要約型のアウトプットと言えるでしょう。

 

もう1つは、創造型です。

 

自分でつくり上げるタイプです。日記は創造型でしょう。簡単に言えば、自分の意見や思考を形にすることを創造型のアウトプットと呼んでいます。

 

要約型にプラスする場合もあります。読んだ本の粗筋をまとめた後、自分の考えを記入したら、それは創造型のアウトプットになります。

 

2つのアウトプットのどちらが良いかは知りません。そんな研究も知りませんし、そもそもこの2つのアウトプットのタイプ分けは、私が勝手にしたものです。

 

1つ目の要約型は作業になりがちな点が気になります。そこに思考の入る余地があまりありません。

 

そう考えると2つ目の創造型のアウトプットの方が、時間はかかりますが、記憶に残りやすいように思います。

 

先述もしましたが、おすすめなのは併用型です。簡単にまとめたあと、自分の意見を少しだけ加えるというもの。これが最も効率的なアウトプットの仕方だと思います。