題名の通り。とっても面白かったので。考察はいずれ。
・脳は知能を生み出す。
・この3つがそろって頭がいいと言える
1論理(算数)
2言語(国語)
3熱意
・やればできるの罠は三大要素の1つが欠けている。
・やればできるは慢心を生み、先延ばしにする。
・熱意…見えない学力。
・熱意は好奇心のこと。
・ネズミがスポンジに触ったときの脳の反応。受動的に接触した時と比べて接触的に触ったときの方が反応は大きい。
・ネズミの迷路学習 ネズミはどういう経路をとるか?ゴールに餌があると、最短距離をいく。
・最初にたくさん失敗していたネズミほど、はやく正解にたどりつく。
・後半に失敗をしてはだめ。
・同じ失敗でも、じっくり考えた失敗の方が価値がある。
・検索の失敗が学習を促進する。答えをあれやこれやと推測することに意味がある。間違ってよい。脳は消去法で成長する。
・失敗に負けない熱意(継続力)が大事。
・私は一度も失敗したことがない。何万通りものうまくいかない方法を発見しただけなのだ。
・やる気は側坐核で生まれる。
・血圧を10さげろと言われても、できない。分からないから。だから身体状態を意図的に操作するバイオフィードバックすると血圧をコントロールできる。
・いったんコツをつかむと、装置がいらない。
・側坐核を意図的に活性化したらやる気が出た。→楽しいことを想像した
・つまり、楽しくご機嫌に生きることが大事。
・あの時楽しかったな~程度ではだめ。あの時、ああいって、こうなって…と具体的に思い出すことが大事。
・心を引っ張り出すのは体。笑うから楽しくなる。
・姿勢が感情が形作る。どう聞いているかで、面白さが変わる。
・では表情と姿勢、どちらが大事か?
・表情と姿勢を矛盾させると?顔を喜んでいるが、体は落胆している
→身体が感情の主導権を握る。例:ガッツポーズ
・進化の過程を考えれば分かる。
・眠い、やる気がしないときはまず行動しよう(作業興奮)
・やる気は行動の原因ではなく結果。
・やり始めない限りやる気はでない。
・仕事や勉強ができる人とできない人の違い
・できる人はやる気ではなくシステムに従う。
・優秀な生徒は勉強する気分になるのを待つことはない。勉強する時間になれば粛々と始める。やる気を必要だと感じるのは低次元の発想。
・やる気という単語は、できない人が創作した言い逃れのための方便である。
・イリノイ大学のイブラヒム・シネイらによる実験。「できる」「やるぞ!」と断定して取り掛かるよりも「できるかな?」「やるために何が必要かな?」と自問した方がモチベーションが上がり、成果が50%も上がる。
・やる気の最大の問題は一過性。
・勉強において大切なのはその瞬間のやる気(最大瞬間風速)ではなく、偏西風のようにじわじわと流れ続ける継続力。
・スポーツは瞬間的に集中する。(相撲の立ち合いなど)
・習慣化することで心理負担を軽減する。面倒くさくなくなる。
・習慣形成にどのくらい必要か?
・自然と意識しないでできるようになるか?平均66日。2か月。
・熱意とやる気は同じではない。
・効率の良い勉強法とは?
・勉強の成果は突然現れる。
・勉強の成果が早く現れるようにする。
・暗記は2つの方法に分かれる。見直し復習タイプ(覚える練習)と確認テストタイプ(思い出す練習)
・忘れにくいのは確認テストタイプ。3~5倍、忘れるスピードが遅い。
・脳は入力よりも出力を重視。
・今はこんなに使う(「出会う」ではない)機会があるのか。じゃあ覚えておこう。
・だからテストは習熟度測定や選別を目的とする計測手段から、基礎知識を学び、創造的な思考力を発達させる学習ツールである。
・ゆえに、テストは学習前にやっても有効。
・柔軟力とは好奇心であり、適応力。
・志望動機は内発的動機と手段動機。
・陸軍士官学校の入学生に志望動機を聞いた。
・内発的動機が成績が良い。
・「好き」に理由はない。
・論語。知好楽
・楽しむ力が大事。
・脳は繰り返し見ているだけでは覚えられない。繰り返し見るだけでは学習は進まない。
・分かった!→内容を理解した瞬間に意欲がなくなる。
・分かることはいつでも思い出せると勘違いする。(流暢性の幻想)
・ノートに線を引く、付箋をつける、書き写す、まとめを見直すなどは受け身の勉強だから意味がない。
・大昔の人類は親が育てていない。周りの子供たち
・理解したという感覚は分かったことはもうよいと知識欲を減退させ、思考停止を併発。
・外国に子供が行くと、日本語よりも英語がうまくなってしまう。
・だから大人が干渉しようとするのは逆効果。
・周囲の人(子供)を使う。
・位置学習と地形学習、交互学習
・学習はつらい方が深く定着しやすい。
・ブロック学習と交互学習。交互学習の方が効果的
・でも、ブロック学習のほうがよく学べたと考える。
・分かった!は思考停止
・知識の呪縛。いったんある知識を持つとその観点に縛られてしまう。