新卒1年目の頃から、こつこつと教育書を買ってきました。
今では家に千冊ほどあるのではないでしょうか。
長期休みになるたびに、捨てないとなーと思うのですが、どれを捨てればいいのか悩みます。
捨てやすいのは学級経営やハウツー的な本。若いときには有効でも、中堅となった今ではあまり効果がないorもう知っている場合が多いからです。あるいは電子書籍化されている本。ほしくなったらまた買えばいいなと思えるからです。
一方で困るのは、教科ごとの実践本です。例えば国語の説明文の本。もしも数年先に説明文で中心授業をやることになったり、ちょっと説明文について学んでみようかなと思ったりしたときがあったとしましょう。そのとき「あれ?あの本はどこにいった?ああ。捨てちゃったのか」となるのを防ぎたいのです。
同様のケースは雑誌にも当てはまります。
例えば私は明治図書から出ている「楽しい体育の授業」を数年間定期購読しています。体育の実践がたくさん載っていて、非常に便利な本です。が、こちらも溜まりに溜まっています。
かつて向山洋一先生が「雑誌は10年ほど継続して買ってから価値が出てくる」と仰っていました(たしか)。それはそうだなと思います。10年分が部屋にあると、いざある実践をしてみたくなったとき、特集記事がいくつも見つかり、比べて検討できるからです。単年で購入しても、情報があまり集まりません。
雑誌は図書館に置いていませんし、古いものは手に入りにくい場合があります。ですのでなかなか捨てられません。
最近、スマホに撮影しておく方法をとっています。
何某かの本を読んだとき、これは使えそうだなと思ったページをスマホでパシャリ撮影します。その写真をアルバムに保存しておくわけです。アルバムも、教科ごと→学年ごとor単元ごとに分けておくことで、「1年の算数の実践を知りたいな」と思ったときにすぐに見返すことができます。
鍵は電子化でしょうか。私の場合はスマホで撮影という、泥臭い方法をとっています。それ以外にもスキャンして電子書籍にしてしまう手もありますし、専門業者に頼む方法もあります。が、前者も手作業で大変ですし、後者はお金がかかります。
結局、私の部屋の書籍はなかなか減らないわけなのです。