小学校教師クラメロンの日常

関西のみかんが有名な県に住んでいます。小学校教員。3.5.2.6.5異動1.4.特別支援学級.5.1という流れ。今年も生徒指導主任。

自分は子育てを好きではない

最近、自分のことで気付いたことが

 

「自分は子育てを好きではない」

 

ということ。

 

子供が好きか?と問われれば、「まあ、どちらかと言えば好きです」と答えるでしょう。小学校の教師をしているぐらいですから、嫌いではありません。が、小学校で子供と関わることと自分の家で自分の子供を育てるのでは、まるで違います。前者は結構好きですが、後者は好きではないのだということに最近気付きました。

 

なぜ自分は子育てを好きではないのか?

 

最大の理由は、「ここまで自分の時間がなくなるなんて、耐えられない!」からです。

 

今、私には2歳と0歳の子供がいます。非常に手がかかります。平日は定時退勤後、上の子を近くの遊び場に連れていき(日中は妻が家で下の子の面倒を見ていて、上の子はどこにも行けないのです)、帰ってきたらお風呂、夕飯の支度、食器洗いとなります。そうこうしていたら夜の8時になっているので、歯磨きをして寝かしつけをし、夜9時です。自分もバタンキュー。

 

土日も同様です。午前中は上の子を公園やら児童施設やらに連れていきます。帰宅後はお風呂、午後は昼寝に付き合ったり、再度どこかへ連れ出したりします。夜は夕飯の支度をして…平日と同じ流れですね。

 

合間合間に、下の子のミルクを作ったり、お風呂やトイレ掃除をしたり、まあいろいろします。

 

確かに、自分の時間は細切れにあります。しかし細切れだと大したことができないのです。

 

まとまって数時間単位で自分の時間をとれないと、本を読むことも動画を見ることも何もできません。これがとんでもなくストレスなのです。

 

妻は育休中ですので、子育てや家事を頑張ってくれていますが、正直そこまで手際のいいタイプではないので、私も子育てや家事にかなり取り組む必要があるわけです。

 

先日、このことをある先輩の先生に伝えたところ

 

「まあ、子供が小さいうちが一番大変だよ。幼稚園に入るころには楽になるよ。」

 

と仰っていました。

 

そうなんですかね…。

 

世の中には子育てが大好き!子供大好き!!!子供かわいいーーー!!!的な人もたくさんいらっしゃいます。…本当に尊敬します。

 

私は自分の子供ですが、そこまで好きになれない人なんだなと気付きました。

 

わりとこのことを明言する人は少ないように思います。「自分の子供を好きになれない、子育てを楽しめない人はちょっと…」という雰囲気を社会に感じます。

 

が、私はあまり好きになれないのです。

 

先日、ある児童施設に行ったとき、子供と非常に楽しそうに遊ぶ父親の姿を何人も見かけました。私は仏頂面して子供が遊ぶ姿を見ているだけ…。

 

みんな、すごいなあと思います。